本格的に寒くなってきましたね。
プロパンガスのFFヒーターがあるので
なんとかなっているのですが
ヒーターを切った後、すぐに
キャンパー内が冷蔵庫みたいに
寒くなるので
またヒーターをつけなければなりません。
暖かい空気を出来る限りキープできれば、
燃料の節約になります。
すぐ寒くなる原因として考えられるのは、
・窓ガラスを通して伝わる外気温
・隙間からの冷気
完全にブロックする事はできませんが、
少し防寒対策をとってみました。
前編は窓ガラス対策です。
Contents
窓ガラス
キャンパーシェルの窓ガラスは
- 側面に4か所
- バンクベット下に1か所(ウィンドブーツの所)
- エントランスドア1か所
計6か所あります。
バンクベット下の窓は
車内に繋がっていて物で防ぎやすいし
エントランスドア窓は頑丈そうなので、
この2枚は今回いじりません。
側面4か所の窓
にフォーカスします。
![](https://vagabundo.blog/wp-content/uploads/2022/01/IMG-1546-1024x864.jpg)
この窓の隙間から入る風と、
窓そのものが冷たくなる事により
冷気を送り込んでくるのです。
これをブロックしたいと思います。
アクリル板窓
余談ですが、
キャンパーの窓は
2重窓のアクリル板に変更できます。
![](https://vagabundo.blog/wp-content/uploads/2022/01/76f17870b614db06df8e6bb577117cdf-1024x768.jpg)
アクリル窓のメリット
- 軽い
- 断熱、防音効果あり
- 窓が広い
- 結露しにくい
アクリル窓のデメリット
- 寿命が10年程
- 傷がつきやすい
- シェード等が壊れやすい(修理が大変)
- 窓を開けながらの走行は不可
アクリル窓であれば、
丁寧に扱う事でオールシーズン
問題ないように見られます。
が
アクリルに変更する費用は数十万円です。
銀マット
窓ガラスからの風と冷気を
なんとかしたいのであれば、
やはり何かで窓を覆うのが一番です。
ハイエース等の車窓専用断熱シェードが
ネットで販売されてますが、
キャンパーシェル用は現在ありません。
一番お手軽で効果がありそうな
銀マットでDIY作成
していきます。
カインズで銀マット(厚さ8mm)と
面ファスナー(マジックテープ)を
購入してきました。
![](https://vagabundo.blog/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1754-1024x768.jpg)
![](https://vagabundo.blog/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1753-1-300x225.jpg)
窓の外枠サイズをメジャーで測ります。
窓にはめ込むワケではなく覆うので、
だいだいの長方形で大丈夫です。
むしろ少し大きめが良いと思います。
下記緑枠のサイズを測ったら、
同じ大きさに銀マットをハサミでカット。
赤枠は面ファスナーを張る位置です。
![](https://vagabundo.blog/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1750-1-1024x864.jpg)
バンクベットとダイネットの窓はサイズが異なります。
面ファスナー(マジックテープ)の
サイズ調整も必要です。
そのままだと窓のフチ(赤枠)には
幅が太すぎるので半分に切ります。
![](https://vagabundo.blog/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1760-1-1024x768.jpg)
切った面ファスナーの
オスとメスをそれぞれ
銀マットと窓のフチに貼り付けます。
![](https://vagabundo.blog/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1752-1024x768.jpg)
![](https://vagabundo.blog/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1757-1024x768.jpg)
面ファスナーを全箇所張り合わせてみると
こんな感じになりました。
![](https://vagabundo.blog/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1756-1024x768.jpg)
![](http://vagabundo.blog/wp-content/uploads/2021/09/skin5.png)
なんかもう、既に暖かい♡
既存の遮断カーテンを閉めれば完璧。
同じ方法で残り3枚を仕上げれば終了です。
外から見るとこんな感じ。
![](https://vagabundo.blog/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1771-1024x768.jpg)
取り外しは簡単なので、
天気の良い日中はベりべりと剥がして
日向ぼっこです。
銀マットの向き
![](http://vagabundo.blog/wp-content/uploads/2021/09/daigo1-5.png)
窓に貼る銀マットの向きが逆じゃないの?
と思った人もいるのでないでしょうか?
なぜかというと
銀面は熱を跳ね返すチカラがある為、
暖かい方に向けるから。
例えばキャンプのテント床に
銀マットを敷く時
夏=銀面が下側 (地熱を跳ね返す)
冬=銀面が上側 (体温を守る)
この道理でいくとキャンパー窓の場合、
夏=クーラーがあれば銀面が外側。
冬=暖房があれば銀面が内側。
となります。
![](https://vagabundo.blog/wp-content/uploads/2022/01/e0ed0a362074d33a319739ebed3305d9-1024x864.jpg)
しかし、
ネットで冬の車中泊を調べてみると
なぜか8割の人(ベテラン含む)が
銀面を窓の外に向けて貼っているのです。
試しに大寒波の夜、
銀面を外側で暖房をつけたり、
消したりして1晩過ごしてみました。
結果 と まとめ
結果
マットの銀面が外側であっても
窓からの隙間風、窓から伝わる冷気は
しっかりと防げます。
窓に手をかざせばすぐに分かりましたし、
翌朝結露もそんなにありませんでした。
逆側バージョンと比較していないので
良くわかりませんが、
しっかりふさがっていれば
どちらの面でも
大して変わらないのでしょう。
でも物理的には銀面が内側の方がいいので、
面ファスナーを逆側にも貼って
通年使えるようにしておくのも
いいかと思います。
![](http://vagabundo.blog/wp-content/uploads/2021/09/daigo1-5.png)
ふつー 両方試してからこういうの書くよなー
そうなんですが
致命的な問題を発見しました。
それは
![](http://vagabundo.blog/wp-content/uploads/2021/09/skin6.png)
窓以外の隙間風がハンパない。
窓の防寒対策をある程度終えると、
他箇所の問題が浮き彫りになったのです。
なので
結論
他の隙間風をどうにかしないかぎり、
銀マットの向きなんかどっちでもいい。
でした。
それでは 後編の隙間風編に続きます。
はい! 窓ガラスで頑張りましょうー