夏の車中泊 赤城山 バンライフ用 新ソーラーシステム検証 

akagi onuma
offgridvanlige

先日 

オフグリッドが出来るハズの

ソーラーシステムを完成させました。

そこで 

本当にオフグリッド

(コンセントに頼らない)生活が

出来るのか?

群馬県は前橋市 赤城山の大沼で

数日間の検証です。

赤城山 おのこ駐車場

赤城山 大沼の標高は約1300m

前橋市内は 42°という猛暑日でも

湖がある大沼は 32°弱

夏は避暑地となる場所に

便利な駐車場があります。

【おのこ駐車場】

onoko-parking-lot

陽当たりも良く

大沼までの景色もなかなかどうして

悪くありません。

小川の先に見える大沼

ソーラーシステム

前回のおさらい

solar-system

合計 500 watt

内 400 wattが

Delta Max 2000 に直接充電となり

日常で使う電化製品

(冷蔵庫、炊飯器、ケトル、電子レンジ等)

の全てを賄います。

残り 100 watt は

サブバッテリー(12V鉛)充電となり

キャンパー内施設

(照明、ファン等)をカバー。

取り急ぎ、サブバッテリーと100 watt は

消費電力が少なく

充電も安定していると思われるので

放っておきましょう。

Delta Max 2000400 watt のソーラー

今回の肝となります。

Delta Max 2000

最初は

キャンパーの中に置いといたのですが・・

ソーラー充電中、ファンの音が思ったより

キャピTARO

うるさい

ハッキリ言って騒音レベル・・・

なので

車両の後部座席に常設しました。

ここであれば

キャンパー内にファンの音は届きません。

肝心な

ソーラーからの充電ケーブルは届くし

コンセントも

市販の延長コードでキャンパー内に

引っぱれます。

また、バッテリーの状況は

携帯アプリから確認できるので

わざわざパネルを覗く必要もありません。

Delta Max の大きさ分、

キャンパー内のスペース確保です。

office-in-camping-car

ソーラーパネル

固定式ソーラーパネルを

屋根一面貼る事により

炎天下でもキャンパー内の温度は以前ほど暑くなりませんでした。

日陰ができたのと、

屋根に断熱材があるからだと思われます。

また天気が悪い時、

雨が屋根を打ちつける音もなくなりました。

デメリットといえば

重さ合計40キロぐらいの荷物が

屋根に乗っている事。

燃費もそうですが

カーブ車線走行時、車体の重量バランスが

悪くなった気がします。

発電効率

400watt solar

ソーラーパネルの発電効率は

MAXで80%いけば良いと言われています。

400 watt の 80% は 320 watt

まあ 300 watt 超えればいいかなと思っていたら

だいたい 350 watt の発電なので

キャピTARO

よしよし

とアプリを眺めていました・・・

すると なんと

たまに 100%を超える瞬間が

あるではありませんか!

キャピTARO

うおー

いい事なのか あぶない事なのか

よく分かりませんが

とにかく

このソーラーパネル

メチャクチャよく発電してくれます。

エアーコンディショナー

夏の生活で絶対必要となるのが

エアコン

家庭用のクーラーや

高性能のポータブルエアコンを

搭載するのも1つのオプションです。

しかし、

どれも消費電力は 400 ~ 800 watt

2016wh (Delta max) + 1260wh (Ef delta)

計 3276wh のバッテリーと

最大400 wattのソーラー充電では

長時間まかなえません。

おそらく1日で スッカラカン

そうなってしまうと

キャピTARO

コンセント貸してー

AMIGO

お醤油みたいに言うな

家庭用のエアコンは

外部電源や発電機なしでは実用的に難しく

オフグリッドは不可能です。

カンゲキくん

kangeki-kun

そこで 活躍するのが 

カンゲキくん

まさにその名の通りです。

キャピTARO

オーマイガー!

こちらはスポットクーラーなので

キャンパー全体を冷却できませんが

吹き出し口の所はメチャクチャ涼しいです。

日中の一番熱くなる時間帯でも

スポットクーラーの前にいれば

感激でした。

何といっても

消費電力が約150watt なので

ソーラー充電をしながら使用しても

バッテリーは充電されます。

入力>出力

オフグリッド方程式

ソーラー発電量 - 消費電電量

= バッテリー充電量

基本的に充電がマイナスし続けなければ

オフグリッドできます。

夜の間は、電気の供給はありませんが

日中に取り返せばよいのです。

ソーラー発電(約300w×6時間)

1800wh(1日平均)

消費電力(PC、スマホ充電、冷蔵庫等)

800wh(1日平均)

(発電)1800wh – (消費)800wh

= (充電)1000wh

発電は晴天日の計算です。

曇で 1日に約600wh 

雨でも100whぐらいは発電します。

すると充電がマイナスになりますが

バッテリーの容量で

数日間カバーできるでしょう。

再び晴れの日が2日続けば、

バッテリーは満タンです。

(1日の充電量)1000wh × 2日

= 2000wh = Delta Maxの容量 (2016wh)

ちなみに

充電一切なし、

バッテリー満タンの状態で

2016wh (Delta max) + 1260wh (Ef delta)] ÷ 800wh(1日の消費電力)

= 4日間

消費電力を抑えれば1週間ぐらいイケます。

という簡単な計算上

梅雨の時期以外はなんとかなるハズ

AMIGO

甘いな

どうしても必要なら

どっかでコンセントを借りて

ポータブルバッテリーを

高速充電させてもらいましょう。

まとめ

避暑地の赤城山ですら 日中こんなに暑くなるのであれば

ちゃんとしたエアコンが欲しい

けれども

天候を考慮すると

毎日バッテリーを使いきれない。

発電機とかは

重いし、高いし、使える場所ないし

コンセントがある場所に依存すると

離れられなくなるしお金がかかる。

なので

結論

暑い時はカンゲキくんでやり過ごす

極力暑い地域には行かない

です

そうすれば真夏だって

快適でオフグリッドな生活が

出来るでしょう。

まあ とにかく今回は

新しいソーラーシステムで

普段の生活に必要な電力はまかなえる

という事が分かったので

本当に良かったミョン

キャピTARO

やはり 春を追いかけるしかない

AMIGO

夏は 北海道 か 勝浦市 がいいんじゃね?

おしまい

追記 2022年8月:その後

やはり 色々と考えが甘かったです。

Delta Max 2000 がぶっ壊れました。

原因は不明なので、少し様子を見ます。

over heat

あと

炎天下の市街地

何泊か車中泊した見たところ

日中と夜間に消費される

冷蔵庫と扇風機・カンゲキ君の電力が

ハンパない。

曇の日が2日続いただけで

お手上げでした。

キャピTARO

今後の対策を練ってまたアップします

夕日が眩しいぜ

続編

solar panel and eco flow