電気がなきゃ
生けてけませんよ!
と北の国で言ってました。
まったくもって
全ての日常生活用品は、
電気を必要とします。
(照明、冷蔵庫、炊飯器、電子レンジ、
ケトル、携帯、PC、Wi-Fi、etc)
キャンパーにとって、
バッテリーは命です。
充電方法 + バッテリーの種類 + 出力方法
= 電気のある生活
このエレクトリックな方程式、
シンプルに見えて奥が深い。
急速なテクノロジーの発達と
自分の勉強不足により
何がベストなのか
正直さっぱり分かりません。
今回は僕のキャンパーで、
現在使っている方法を紹介します。
良くも悪くも参考にしてみてください。
サブバッテリー
車両のバッテリーとは別に、
もう1つバッテリーがあります。
サブとはいえど、
このバッテリーがキャンパー内ではメインです。
僕のキャンパーは
12Vの鉛サブバッテリーを1つ積んでいます。
![](https://vagabundo.blog/wp-content/uploads/2021/12/IMG_1769-1024x768.jpg)
同じ12Vでも普通自動車のバッテリーとは種類が少し異なるそうです。
ここで少し電圧の勉強を
一緒にしておきましょう。
シガーソケットは 12 V
コンセントは 100 V
なので電圧が異なる
という事を理解しとけば良いと思います。
実際に僕も
それぐらいしか分かっていません。
![](https://vagabundo.blog/wp-content/uploads/2021/12/v-1024x864.jpg)
キャンパー内のコンセントを使う場合、
12V→100Vのインバーター(変換器)が必要
僕のキャンパーには
インバーターがついてないので、
コンセントが使えません。
外部電源(100V)の接続があれば、インバーターがなくてもコンセントを使用できます。
![](https://vagabundo.blog/wp-content/uploads/2021/12/IMG_1764-1024x768.jpg)
サブバッテリーは何のため?
キャンパーの照明、シンクの水ポンプ、
FFヒーターの着火、
とポータブルバッテリーの充電。
![](http://vagabundo.blog/wp-content/uploads/2021/09/daigo2-5.png)
ポータブルバッテリーの充電だぁ?
![](http://vagabundo.blog/wp-content/uploads/2021/09/skin6.png)
へい
ここでポータブルバッテリーの登場です。
下記の一覧表を
必要であれば参考にしてください。
V ボルト 電圧=電気を押す出すチカラ
(V)電圧 = (W)電力 ÷ (A)電流
W ワット 電力=電気が仕事をするチカラ
(W)電力 = (V)電圧 × (A)電流
A アンペア 電流=電気の流れる量
(A)電流 = (W)電力 ÷ (V)電圧
Wh ワットアワー 電気の使用量を現わす単位
(Wh)使用量 = (W) 電力 × 使用時間
ポータブルバッテリー EF DELTA
リチウムのポータブルバッテリー eco flow 社のef delta を積んでいます。
![](https://vagabundo.blog/wp-content/uploads/2021/12/efdelta-1024x543.jpg)
![](http://vagabundo.blog/wp-content/uploads/2021/09/skin5.png)
君なしでは生きられない。
このバッテリーがざっくり凄い点。
・ 定格出力1600W 瞬間最大3100W
ほぼすべての家庭用電化製品を
同時に動かせる。
・ 高速充電ができる。
1260wh(容量)を
コンセント(100V)で約1時間半でフル
・ パススルー機能
充電しながら電気が使える。
・ 出力口が13個
USB、コンセント、シガーソケット、etc
・ 充電方法
シガーソケットやソーラーパネルからも可能
この中で魅力的なのは
100Vでの高速充電。
めっちゃ早い。
容量だって
2泊ぐらいの旅であれば
不自由しません。
災害時にもきっと役に立つのでしょう。
世界最速で充電可能なポータブル電源 【EcoFlow(エコフロー)】 公式通販サイト![](https://www15.a8.net/0.gif?a8mat=3T0598+GHL6WI+4VA0+5YJRM)
このバッテリーは素晴らしいのですが、
長旅で100Vの充電ができない場合
少し困ります。
ここから先は充電方法の話です。
走行充電
車両を走らせる事により、
サブバッテリーを充電できます。
ただ、車のメインバッテリーのおこぼれが
回って来るだけなので期待はできません。
サブバッテリーが空の状態だとして、
日中で約10時間かかるみたいです。
夜はヘッドライトに電気を使うので
アイドリングだけではほぼ皆無だそう。
ちなみに
サブバッテリー専用の充電器
(コンバーター・外部電源接続時用)
があるそうですが、
僕は持っていないのでソーラー充電です。
ソーラー充電
200ワットのソーラーパネルを
ルーフに装備しています。
![solar panel](https://vagabundo.blog/wp-content/uploads/2021/12/IMG_1661-scaled-e1639034087760-300x169.jpg)
まず
ソーラーパネルからサブバッテリーを充電
そして
サブバッテリーから
ef delta (ポータブルバッテリー)を充電
![](https://vagabundo.blog/wp-content/uploads/2021/12/IMG_1660-1024x768.jpg)
ソーラーパネルは200wなのに
サブバッテリーを通して
シガーソケットからなので
ef delta には約100wの充電量。
![](http://vagabundo.blog/wp-content/uploads/2021/09/daigo1-5.png)
効率が悪い
そうなんです
上記のやり方は
あくまでもサブバッテリーとef deltaを
同時に充電させる方法のひとつであり
決して良い方法ではありません。
efdeltaを100wで充電すると
カラの状態からフルまで約10時間かかって、
全然追っつかない。
仮にインバーターがあって
車内のコンセントが使えたとしても
ef deltaの高速充電に耐えられないでしょう。
最初はサブバッテリーを充電したくて
この方法をとりました。
でも実際に、
サブバッテリーで使っている電気の容量と
ソーラーパネルのサイズを考慮すると
完全に不効率です。
![](http://vagabundo.blog/wp-content/uploads/2021/09/skin6.png)
最初によく考えてから、やればよかった。
今後の対策として考えているのが、
100wソーラーを増設してサブバッテリーを充電、
200wソーラーはef deltaに直接充電。
もしくは、
サブのバッテリーをリチウムにして1本柱、
200w+100w(増設)のソーラーを直接充電。
とにかく今の状態では、
ポータブルへの充電効率が悪く、
サブバッテリーの負担がデカすぎです。
まとめ
充電方法+バッテリーの種類+出力方法
たった1年の間に
リチウムの巨大サブバッテリーが現れたり、
EVステーションで充電できる
大容量ポータブルバッテリーが登場したり、
次々と新作がでてくるので
どの組み合わせがベストか分かりません。
ちなみに
トップメーカーは最初の時点で、
ある程度完成された技術を
持っているらしいです。
でも
それを1度に出したら1度で終わってしまう。
次から次へと買わせる為に
ワザと小出しをしている
と聞いたことがあります。
テクノロジーとは別に
そういう事情もあるのであれば、
勢いがある電化製品の購入は
必要な時まで待とうと思います。
そうすれば、
落ち着いた値段で
良いバッテリーセットを
搭載できるでしょう。
![](http://vagabundo.blog/wp-content/uploads/2021/09/skin6.png)
あーもう ワケ 分からん
取り急ぎバッテリー編の話は
これでお終いです。
to be continued…
この記事を書いていたら
なんとなく電▲ネットワークを思い出しました・・・
![](https://vagabundo.blog/wp-content/uploads/2021/12/dengeki-1-1024x864.jpg)
その通りです。