鹿児島県の
いたる所から見える
日本百名山の一つ
開聞岳
どの方角からみても
同じ形をしていて
通称
薩摩富士
とも呼ばれています。
北海道の蝦夷富士
開聞岳は
一目見た時から
登ろうと決めていました。
知覧から飛び立った特攻隊が
最後に眺めていった山。
今回の記事は
開聞岳登山ガイドです。
車中泊場所 花瀬望比公園
開聞岳のふもとに
かいもん山麓ふれあい公園駐車場
という場所がありますが
事前情報で車中泊禁止
と聞いていたので
すぐ近くにある
で前日、
車中泊する事にしました。
この場所は
太平洋戦争・マレーシア半島付近で亡くなった
約46万人の戦没者を慰霊する場所。
遺体も確認できないまま
行方不明になった兵士がほとんどです。
遺族の方々が
想いを寄せて造られました。
車中泊に関しては
夜、自動販売機以外の
灯はありませんが
星がとっても
ビューティフル
BGMの波音と共に
夜空を見とれちゃいます。
きゃー! キレイ!
翌朝
慰霊碑に
お供え物をしてから
開聞岳にいざ
出陣!
開聞岳 登頂
開聞岳は何気に
標高1000m以下の山なので
余裕だと思っていました。
が、
これがなかなか
大変なんだな。
とりあえず
かいもん山麓ふれあい公園駐車場
に車を停めてから
登山開始。
ルートは渦を巻きながら
登っていく感じですね。
頂上までの道は
木陰になっているか
こんなのよく開拓したなと
感心する穴掘り道
途中、仙人が修行する
洞窟で休憩。
一気に頂上まで登っていくので
けっこうしんどい。
足元すべらせ
膝を岩にぶつけて悶絶しながらも
遂にやりました。
開聞岳登頂!
景色はパノラマ
鹿児島県を一望できるので
各地の思い出が一気に
よみがえります。
桜島とか 佐多岬とか
種子島の方角に
特攻隊は
消えていったのでしょうか…
ルートは1つしかないので
下山も同じ道。
ぶつけたヒザも痛いし、
足もガクガクでしたが
登った分
降りていくしか
楽になる道はないのです。
流しそうめん発祥の地・唐船峡
さて
下山後はお昼です。
なんでも
流しそうめんの発祥地
と言われる
に行ってみました。
谷間にあるらしく
階段を下りてきます。
もう歩きたくないのに…
小滝も流れていて
ひんやりしたレストラン。
てっきり
竹の上をそうめんが
流れてくるのかと思いきや
目の前でくるくる回るタイプ。
水槽の中には突起があって
そうめんが
引っ掛かるようになっています。
が、1人の場合
これいらない。
反対側の席まで行かないと
ダメなんだもん
面倒くさいので、
水に流さないで食べました。
まあ 美味しいけど
ここは夏
グループで来るところでしたね。
日帰り入浴 開聞温泉
食事の後は
温泉で汗を流します。
開聞岳の近くに
いくつか温泉ありますが
おススメは
開聞温泉
廃墟みたいな建物だけど
泉質はメチャクチャいいです。
入浴料 300円
まとめ
下山してから数日間
足の痛みと疲れで
生まれたての
小鹿みたいになりました。
おっさんなのに!
毎回、登山するたび
もう2度と山登りたくないと
思うけど
地上の景色と頂上の景色が
つながった時、
また登りたいと思うんだよなー
山は登ると立体になるのです。
つづく
羊蹄山みたい