北海道・稚内市 南極物語 タロ&ジロ (Antarctic exploration team Taro & Giro)

Antarctic exploration team Taro & Giro

その昔 

昭和30年代

南極観測隊のそり犬

タロとジロ ・ 奇跡の生還

をご存知でしょうか?

映画でいうと

「南極物語」

僕自身、

聞いたことがあるぐらい

ストーリーは不明なので

ノシャップ岬にある

資料館にいってみました。

稚内市立ノシャップ寒流水族館

南極観測隊の資料は

ノシャップ寒流水族館

と同じ敷地内にあり

セット料金のみ 大人 1人 500円

とういわけで

まずは水族館を覗いてみます。

規模はものすごく

小さいですが

出来る限りの工夫がされている。

ヒトデ、ナマコ、ウニなど

素手でさわれる

タッチコーナー

360パノラマ イトウ

あとは

カニの水槽、アザラシ、

ペンギンのミニショーで

Capi

全部です。

南極観測隊の資料

今回メインの

南極観測隊の資料は

水族館隣の建物と駐車場にあります。

そもそも なんで

稚内市に南極観測隊の資料館が

あるのか?

観測隊の船名が

稚内市宗谷岬の名前と一緒だから

「宗谷」

というより

生還を果たした タロ、ジロの

生まれ故郷だからです。

Amigo

で、何があったの?

時は…

昭和31年(1956年)

日本初の南極観測隊を乗せた

宗谷が出港。

南極に滞在中、

悪天候が続き航海、基地への帰還が

困難になる。

ヘリで救助を試みるが

重量オーバーで

荷物もろとも犬15匹が置き去りに…

犬達だって

置き去りにされる事ぐらい

分かるので

別れ際、

最後まで みんな吠え続けたそう。

それから

約1年後、

供養の為に南極へ戻ると

鎖から外れた

2匹が生きていた。

タロ&ジロ

幼き頃の

タロ、ジロ、サブロ

サブロ(出航前の訓練中に死亡)

どうやって1年間も

マイナス何十度、風速何十メートルの中

生き延びたのか。

それは

誰にも分からない。

僕はてっきり

共食いしたのかと思ってましたが

その形跡はなかったという。

その後

タロ、ジロの生還から

しばらくして

もう1匹の遺体が

近場で発見。

「リキ」

最年長犬

どうやら

タロ、ジロが幼い頃から

面倒をみていた リキ が

息絶えるまで

2匹を助けてた可能性が

高いらしい。

ちなみに発見時、

タロとジロは成長して肥えていたので

該当犬の名前を全部呼ぶまで

どの犬だか分からなかったという。

ペンギンの生肉や

動物の糞を食べていたのだろうが

本当のところは

謎の謎。

とにかく

タロ、ジロ、含む全てのそり犬に

Rest in Peace

資料館は

タロ、ジロの他にも

南極観測隊が当時使用していた

アイテムがたくさんあります。

それぞれの寝室

観測隊の生活記録

こうして 

資料をみていると

思い出すのが

「南極料理人」

極限の環境下

食について、人間の性を描いている

おススメ作品。

そういえば

こんな雪上車両もでてきたな。

映画好きな人も

数倍楽しめる資料館です。

まとめ

僕は水族館より

南極観測隊の資料が見たかったので

ホクホク感ありましたが

水族館だけ目当てで

入場したら 絶対ぶー垂れます。

逆に

南極の資料に興味があれば

安いぐらい。

タロとジロの

南極サバイバル生活

からの再会、そして帰国。

言葉では

言い表せない

犬と人間のストーリー

Capi

Just remember them !

つづく

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