知床半島の先端へは
車で行けない為、
羅臼岳から見る景色が
と考えたあげく
羅臼岳に登る事にしました。
羅臼の野営場から
登山口があると聞いたので
管理人さんに話を聞いてみると

往復で 約12時間

えー!?


むりむりむりむり

若い頃は走って登ったよ
せっかくだからと思ったけど、
結果的にここから登らなくて
本当に良かった。
Contents
ウトロ登山口で車中泊
野営場の管理人さんが
ウトロ側に別の登山ルートがあると
教えてくれました。

小学生でも登れるから♥
詳しく聞いてみると
木下小屋という宿の脇に登山口があり、
地の涯(旅館)の駐車場に
車を停められるそうです。

さっそく野営場から
その登山口に向かっている時の事でした、

あっ!


パパー プーさん!

この日偶然、娘のHanaから
プーさんの写メが送られてくる奇跡。
普段あんまり連絡こなくて
知床にいる事すら知らないのに

不思議ですね!
そんなこんなで
前日、ウトロの登山口に到着して車中泊。

ボットン便所が側にあります。

三段の湯
駐車場の隅から
森の中に数十メートル歩くと

無人、無料の温泉があります。
三段の湯

上から1,2,3と段々になっており
湯温が上から高、中、小と別れているので
はいり分けられます。

寒い夜は上段、登山後は中段。
羅臼岳登山
野営場ルートより簡単と聞きましたが、
それでも往復8~9時間はかかるとのこと。
登山当日は早起きです。

朝ごはんを食べたら
木下小屋横にある登山入口にて
入山届を提出。

クマの目撃情報マップ

さすがベアーカントリー
野営場の管理人さんいわく
クマをびっくりさせなければ

襲われない。
6:00 am いざ入山

クマ鈴を持っていないので
Radico(ラジオ)をつけようとしたら圏外
大声で独りごとを叫びながら登ります。

あるーひ 森の中 ♪
怖いのでガンガン行きます。

先の方に山が見えてきました。

頂上はあそこかな?

キツイですが
キツネやリスに会うと元気がでます。

こっちにコン?
完全にシカト

中盤の沢がツライ

沢を登りきると開けた場所に到着。

頂上だと思って目指していた山は
羅臼岳ではない事が判明。
後ろを振り返ってみると
いましたよ。

羅王のやつめ…

天気予報は午後曇り
だんだん雲があがってきます。

その前に頂上に行かないと。
あともう少しですが、
この辺からは岩のよじ登り

スティックは置いていきます。

あとちょい!

11:00 am 羅臼岳登頂

頂上からの眺め 東(国後島)

西(オホーツク海側)

南(陸地)

絶景です。

感動です。
が一つ、残念な事があります。
それは
羅臼岳からは知床エンドビューが見れない事。
北側
奥にもう1つ山がある。

さっき羅臼岳と間違えて目指していた
硫黄山
が知床のエンドビューが見れる山でした。


いつかやってやる。
まとめ
結局、往復8時間半かかりました。
いつもなら下りは早いのに
ひざ ガクガクで痛いのなんのって
水や食料も足りなくて
下りは完全に真顔で無言。

…
杖をつきながらのおばあちゃん達を
下山途中に見かけたけど
大丈夫だったのかな?
まあ、とにかく
ケガもなく絶景を見れたし、
いい経験になりましたが
しばらく登山はもういいです。
帰りにカムイワッカ湯の滝という
車で行ける最端の場所に
寄ろうとしましたが、予約制の有料なので
やめておきました。
この日は、
へとへとになりながら
ウトロの道の駅で車中泊。
例の沈没船が出港した
ウトロ漁港が裏にあります。

道の駅公認の屋台で
ちゃんぽんとツボ貝の揚げ物を
いただきました。



おなかいっぱいになった後は、

バタンブー
翌日早朝、
オシンコシンの滝
マイナスイオンのシャワーを浴びてから
知床半島を後にしたのでした。



きもちーん♥
ありがとう!知床!
つづく
知床エンドビュー