8月11日 お昼ごろ
アイノモシリ一万年祭は
カムイノミ
と呼ばれるお祈りで始まりました。
中編でも説明しましたが
このお祭りの趣旨は慰霊。
祈りの祭典です。
参加者は老若男女
国籍を問わず
様々な人達が集まります。
約2時間のお祈りを経て
まずは会場入り口(1階)で
受付を済ませましょう。
イベント期間中 1名 2000円
バッジが渡されるので
身体のどこかにつけておきます。
お店を出す人は+でショバ代1000円?
かかりますが
何を売ってもいいそうです。
イベント
お祭りが始まったら
朝から晩までイベントの目白押し。
太鼓のパレードは感動的です。
ステージでも様々な
パフォーマンスが披露されます。
誰でも参加可能で
ジャンルは問わず、なんでもいいらしく
踊るだけの人もいれば、漫才だったり
手品とかでもOK。
当日の受付だけ済ませましょう。
日が沈んでくると
さらに会場は盛り上がり、
酔っ払い達が徘徊。
毎年問題勃発。祭りの趣旨を忘れずに。
お祭りの開催中、
とだえる事なく灯される焚火を囲みながら
人と語り合います。
結局、残念ながら
楽しみにしていたイベントの運動会には
参加する事は出来ませんでしたが
それでも十分楽しめました。
瞑想(ワークショップ)
イベントの中にワークショップが
いくつかありましたが
印象的だったのが
Meditation ( 瞑想 )
講師が瞑想のやり方を
手取り足取り教えてくれます。
実際に僕もやってみました。
基本的なやり方として
まずは場所の確保。
集中できる所であれば何処でも良し。
次は座る姿勢。これ大事です。
あぐらをかいて、リラックス。
腰はお尻に乗せ、背筋を伸ばし、胸を張る。
両手を開いて上向きに膝の上に置く。
人差し指の爪を親指でつまむ。
するとこんな体制になります。
そしたら目を閉じて深呼吸。
鼻から吸って口から吐く。を繰り返す。
落ち着いてきたら
肛門と金玉の間から(上記図の赤点)
光のイメージをゆっくりと伸ばし
地球の中心に繋げます。
今度は、
頭のてっぺんから(上記図のピンク点)
同じく宇宙の彼方に光をつなげます。
両方がつながると
1本の光の柱になり
身体のまわりにオーラが発生します。
そこはあなただけが安心できる空間。
何も考えません。
ゆっくりと呼吸を続け
もし嫌な思い出が湧き出たら
光の中で洗浄しましょう。
受け入れましょう。
そして
let it go
そうする事によって、
あなたが放つオーラが清らかになります。
ゆっくり呼吸しながら
光の中の洗浄をしばらく続けます。
これを続ける事、約20~30分
その後、目を開けると
めっちゃスッキリ!
上記のようなガイダンスを
講師の人が瞑想しながらしてくれます。
この瞑想レクチャーは大雨の早朝、
幻想的な雰囲気の中で行われ
この日は午前中から
ハッピーに過ごせました。
こういった自身との向き合い方は
時折、大事なのかも知れません。
天候
お祭り期間の天候は悪く
7日間の内、8割がた雨でした。
例年、天候は良くないらしいので
ベテラン勢はみんな長靴を持参しています。
早朝5時の様子
グランドコンディション
それでも朝10時過ぎれば、
みんな泥だらけになって
イベントに参加していきます。
駐車場でのスタックも続出
焚火は灯され続けます。
天気が悪いのは毎年の事ですが
今年はそれに加えて
今までにない暑さだったそうです。
祭りのあと
お祭り開始から一週間が経ち、
8月17日、祭りのしめくくりに
カムイノミ
再度のお祈りが行われます。
このお祭りの中で
始まりと終わりのお祈りが一番重要なんだ
とスタッフが言っていました。
カムイノミの後、食事が提供されます。
腹ペコpeople。
おにぎりが美味しかった。
しばらくすると参加者は身支度をはじめ
スタッフは店仕舞いに取り掛かります。
お祭りはお終いです。
祭りのあと
ゴミ捨て場
ゴミは数日間かけて
スタッフによって再度分別されます。
以前、穴なしのカセットボンベ等が
処理中に爆発した事があり
お祭りの存続にまで及んだそうです。
ゴミの分別はマストで!
まとめ
お祭りが終わり、会場を去ると
身体はヘトヘトだったけど
心にパワーがみなぎっている事に
気が付きました。
なんでだろう。
きっと様々な体験から、
チカラを与えられたのでしょう。
大会のイベントに関して、
楽しみにしていた
運動会に出られなかったのは
日中、リモートワークで働いていたから。
山奥だったので
ドコモのwifiが繋がるか心配でしたが
駐車場では繋がりました。
リモートワークのおかげで
念願のお祭りに参加できたので、
感謝感激しかありません。
ありがとう。
運動会はまた今度。
話は変わりますが
祭り期間の生活において
ベテラン勢いわくキャンプは7日間しないと
その良さが分からない。
と言っていました。
車中泊の僕からしてみると
この泥だらけで猛暑の中、
よくテント生活できるなと感心します。
夜泥だらけになって、川に入れず
そのまま寝るのだろうか?
それに、
たまに川で水浴びするのはいいけれど
毎日だと僕はイヤだから
キャンパーのシャワーを浴びたり、
夜は暑くて寝苦しいので
エアコンや扇風機をつけていたけれど
それなしに7日間は考えられない。
まだまだだな
その生活の先に
何が見えるのかは僕はまだ知らない。
とはゆーても
お祭り後のキャンパー内は
洗濯物であふれかえり、布団はベトベト
床は土まみれになって、なんか全体的に
牧場の匂いがする…
お祭りを後にした僕は、
旅の準備をするため
日高町にあるホテルに泊まりました。
ガソリンスタンドの横にあり
燃料や生活水の補給もできて便利。
近くには車のコインシャワーもあるので
泥だらけになった車を洗えます。
食料の買い出しも
近隣スーパーやコンビニで済ませられるし
最高の立地にあります。
旅を始めてから、
初めてキャンパーのベッド以外での就寝。
クーラーが効いていて、
シーツもキレイで快適なのですが、
全然ねれなかった。
急に環境が異なるとこうなるのね。
とまあ、そんなこんなで
再出発の準備が整ったので
また旅を続けます。
最後に
Rest in peace for ancestor of アイヌ.
and
Special thanks to Yasuko-san
and my friends.
お終い
一万年祭のスタート!